歯科業界について①
歯科医院の職場選びは非常に大変です。
それは、歯科医院の数が非常に多く、毎年開業と廃業が入り乱れている為です。
もしも早々に廃業してしまうような医院に就職すると非常に大変なことになります。
歯科衛生士は売り手市場で引く手あまたなのは確かですが、やはり転職回数は少ないにこした事はありませんし、新たな職場になれば様々なものがリスタートとなるからです。
やはり良質な職場選びを行う事は歯科衛生士にとって、非常に重要です。
余談にはなりますが、なぜこれほど歯科医院が増加する事になったのか?
その原因と経緯と今後を考えたいと思います。
まず、歯科医院がこれほどまえに増えることとなった原因ですが、う蝕(虫歯)が社会的な問題として叫ばれ始めることで歯科医療の拡充が日本の医療現場の課題となった時代が1960年代でした。
当時は歯科医師の養成学校としては専門学校などがなく、歯科大学が全国に7校あるのみでした。
当然ながら、市町村によっては全く歯科医院がないという状態もあり、それが社会問題として発展したのです。
それを受けて、国策として歯学部の新設を推進しました。
その結果、1965年に新たに6校、以後も更に16校と歯学部が増やされる事となりました。
今では全国に29校の歯学部が存在しています。
国策は順調に推移し、歯科医師と歯科医院の数は右肩上がりに上がり続けました。
大学側も合格率を維持する事で補助金が国から出されるために必死で入学者の募集とその教育カリキュラムを充実させる動きをとったのです。
